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【独自考察】Z世代はもうYouTubeを見ていない?“YouTube離れ”の本当の理由を考えてみた

【独自考察】Z世代はもうYouTubeを見ていない?“YouTube離れ”の本当の理由を考えてみた Instagram

「Z世代がYouTubeから離れ始めている」

最近、そんな話を耳にする機会が増えてきました。テレビ離れに続いて、ついにYouTubeも?…とちょっと驚きつつも、気になったので調べて考察してみました。

実際のところ「YouTube離れ」というと少し大げさなのでは?というのが正直な感想です。
Z世代、つまり1990年代後半〜2010年代前半生まれの若い世代たちは、まだまだYouTubeを使っているみたいです。

1. 「YouTube離れ」という表現はミスリード?

総務省の調査によると、10代・20代のYouTube利用率は90%以上。むしろ、使ってない人のほうが少数派です。

そのため、「YouTube離れ」というよりも、「YouTubeの使い方が変わってきた」というのが正確なのではないかなと思います。

昔は「動画見るならとりあえずYouTube」って感じでしたよね。気になるYouTuberをフォローしたり、流行ってる動画をチェックしたり。

でも最近のZ世代は、YouTubeを「検索ツール」として使うことが増えているみたいです。

たとえば、「〇〇 やり方」とか「〇〇とは?」みたいな感じで調べ物をするときに、GoogleよりもYouTubeで検索する。動画で解説してもらえる方が、早くて分かりやすいですもんね。

つまり、YouTubeはエンタメというより、「調べるためのツール」として定着しつつあるようです。だからこそ、パッと見では「Youtube離れしているように見える」わけです。

2. TikTokに流れていった?Z世代が求めてるものは?

Z世代はとにかく「受け身で楽しめるコンテンツ」を好む傾向が強いようです。

YouTubeって、検索や関連動画の精度は高いですが、それでも動画を探して、選んで、広告をスキップして、、って意外と能動的な作業が多いんですよね。これが面倒だと感じる人が増えているのかもしれません。

それに対して、TikTokは、アプリを開いた瞬間に動画がどんどん流れてくるので、自分で能動的に動画を探す必要がないんですよね。

この「自分で動画を探す必要がない」「自分が好きそうな動画が勝手に流れてくる」というのは、すごく楽ですよね?

Z世代の人にとって、YouTubeのように「自分で探す」能動的なサービスは合わなくなりつつあるのかなと思います。

3. 「自己表現」よりも「共感」が大事

少し前まで、YouTubeって「自分を発信する場」だったと思います。個性を前面に押し出したYouTuberが人気で、動画も細かく編集された、プロ並みの完成度でした。

でも最近は、飾らないリアルとか共感できる瞬間に価値を感じる若者が増えているように感じます。

たとえばTikTokでは、ちょっとした失敗とか、なんでもない日常がバズって話題になることもあります。完璧な動画よりも、「これわかる!」と感じられるもののほうが好まれているんですね。

Z世代の人にとっては、「すごい人」よりも「自分に似た人」の方が魅力的なようです。

だからこそ、作り込まれたYouTubeの動画よりも、もっと軽くてリアルな発信ができるTikTokBeRealが支持されているんだと思います。

4. YouTubeの“アルゴリズム疲れ”も?

あと、これは感覚的な話ですが、YouTubeで「同じような動画ばかりおすすめされる」と感じたことありませんか?

私自身、似たような内容の動画を数回繰り返し見ていたら、いつの間にかに同じようなテイストの動画しかおすすめされなくなり、「最近興味がある動画が出てこないな」と飽きを感じることがあります。

Z世代の中にも、そういったアルゴリズムに対する違和感を感じている人が増えているのかもしれません。

逆に、TikTokは短いスパンでランダムに動画が表示されて、思いがけない動画に出会うことができます。思いがけない発見があるから、見ていて飽きづらい。

これは、最適化されすぎたYouTubeにはない魅力だと思います。

まとめ

結論として、「Z世代はYouTubeを見なくなった」というよりは、

使い方が変わった
受け身で楽しめる体験を求めている
目的に応じてアプリを使い分けている

というのが、今のリアルだと感じました。

これはYouTubeだけに限らず、全てのコンテンツサービスが今後直面する課題でもあるなと感じました。

参考文献・出典

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